生命科学楽しみ隊

ブログ「生命科学楽しみ隊」は、生命の持つ不思議さ・神秘を楽しむブログです。

北海道でしか会えないエゾタヌキが魅力的すぎるので生態を調べてみた

 

エゾタヌキの丸くもっふぁりしたフォルム、見ると後ろからしがみつきたくなります(たぬが迷惑)。

 

 

本当にこの「たぬのモフみ」が良く、毎日おびひろ動物園さんのTwitter投稿を追っています。

最近では、画像の左下に「ALT」というボタンができ、それを開くと画像の説明が見られるようになりました。

 

そこで「えぞたぬ担当」さんが説明してくれている文章を読み、エゾタヌキへの理解を深めています。

実際に会いに行けてはいないですが(持病の関係で)、行きたい欲はだいぶチャージされております。

 

 

エゾタヌキの基本情報

学名を解読するのが面白かったので、まず学名から。

エゾタヌキの学名は「Nyctereutes Procyonoides Albus(ニクレウテス・プロキオノイデス・アルバス)

 

学名で呼ぶのがデフォになっているのって菌くらいしか知らなかったので、初めて聞いた時は「スタフィロコッカス・エピデルミディス(表皮ブドウ球菌)みたい」という謎な感想を持ってしまいました。

それと、アルバスとついているのでついアルバス・セブルス・ポッターと言いたくなります。

そんなことはさておき、ニクレウテス・プロキオノイデスまでがタヌキの学名で、ニクレウテスは、ギリシャ語でニュクトス(夜)とエレウナオー(探す)が合わさったもので、キオンがイヌを指す言葉だそう。

プロキオンというのが「以前の」という意味なので、そのまま訳すと

 

原始的なイヌに似た、夜にエサをさがすもの

 

となりますが、プロキオンはアライグマの学名(プロキオン・ロトール)から来ているので、

 

アライグマに似た、夜にエサを探すもの

 

と訳す方が正しいらしいです。

 

エゾタヌキの学名の最後についてるalbusは、「白い」という意味なので、おそらく本州にいるホンドタヌキより毛の色が白いことから付いたのではないかと推測しております。

 

分類は「ネコ目イヌ科」ですが、ネコ目という呼び方は最近の風潮らしく、もとは「肉食目」です。

ネコと付くとややこしいので肉食目と言った方がいい気がしますが令和なのでそっとしておきます。

 

 

アイヌ語で「モユクカムイ」と呼ばれている

モユクカムイってかっこいいですよね。

 

「モ」は、アイヌ語で「小さな」、

「ユク」は、「獲物」、

「カムイ」は、「神」を意味し、多くの動物の名に付いているそうです。

 

ちなみに、旭山動物園の季刊誌の名もモユクカムイです。

 

 

 

エゾタヌキの法則

エゾタヌキは、本州に生息するホンドタヌキに比べ、毛も多く丸み度も高いですが、色はホンドタヌキより薄いです。

 

その特徴にも名前が付いているようで、

 

 

   ベルクマンの法則(身体は大きく)

 

    アレンの法則(末端は小さく)

 

    グロージャーの法則(体色は淡く)

 

 

まさにエゾタヌキを表した法則だと、おびひろ動物園のえぞたぬ担当さんがおっしゃっておりました。

 

また、エゾタヌキはホンドタヌキと異なり、エサの少なくなる冬には「冬ごもり」をします。

 

繁殖期は夏の初め頃で、その時期になると巣穴(他の動物が掘った穴を借りているだけw)からひょこひょこ出てきて、相手を探すとかなんとか。

想像すると可愛いですね。

 

基本的には一夫一妻制ですが、繁殖期以外は集団で過ごすこともあるらしいです。

たしかに、ホンドタヌキを飼育している動物園の投稿ではよく「タヌキ団子」なる光景も目にします。

 

 

エゾタヌキに会える動物園を確認

北海道の以下4施設のみです(2022年6月現在)。

どうやらグーグルマップでもタヌキのいる動物園が検索できるらしいです。

公式ではないですが、タヌキ好きの方が作成した動物園リストがあるとかないとか。

 

 

おびひろ動物園(帯広市)

私がエゾタヌキなる生物を認識したのは、おびひろ動物園さんのTwitter投稿です(マヌルネコ同様の手口...!笑)。

 

数年前に、野生で保護された子エゾタヌキたちがおびひろ動物園にやってきたあたりからですかね。

ダヌキたちの成長を追っている間にいつのまにやらエゾタヌキ沼にもハマっていました...

 

保護された5頭の子エゾタヌキたち、あめ・しろ・ゆき・りく・うみ、のうち、あめくんしろくんおびひろ動物園に残り、元より暮らしていたあんちゃんと同居しています。

 

 

 

旭山動物園(旭川市)

うみちゃん旭山動物園に嫁入りをしました。

旭山動物園さんの投稿ではこたろうくんと一緒にいる画をよくお見かけします。

 

 

 

また、他にも、いちろうくん・さんちゃん・たぬきちくん・やえちゃんがいて、多くのエゾタヌキが暮らしています。

 

 

 

先日、じろうくんおみみちゃんというタヌもアップされていましたが、こちらの2頭は非公開エリアにお住まいなのかな?

 

 

 

円山動物園(札幌市)

円山動物園には、5兄妹の二人、りくくんゆきちゃんがいます。

 

 

 

④ 北きつね牧場(北見市)

北きつね牧場には、おキツネーズに紛れ、まるちゃん・ぽこちゃん姉妹と、ポンタくんの3頭が暮らしています。

 

 

園長さん?やスタッフさんからご飯をもらう動画が可愛く、癒されています。

 

 

昨年までは、札幌にあるノースサファリサッポロでもエゾタヌキのおふくちゃんを飼育していましたが、お亡くなりになってしまいました。

雪道や川沿いをお散歩したり、色々食べてみたり、YouTubeの方に可愛い動画が残っています。よければ観てみて下さい。

 


www.youtube.com

 

 

魅惑のおむすびフォルム

タヌキ自体、短足でもっふりした見た目(冬)ですが、冬場のエゾタヌキのもっふり具合はもはや「丸」。まさにおむすびフォルムです。

 

うぅ〜たまらないっ...!

エゾタヌキ、会いたいなぁ。゚(゚´ω`゚)゚。

 

とりあえず今回はこの辺で終わります。

お読みいただきありがとうございます。

 

 

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